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ルナ・ロッサ プラダ ピレリチーム

ルナ・ロッサ プラダ ピレリは、ニュージーランドのオークランドで2021年3月6日~21日に開催予定のプラダ主催第36回アメリカズカップに挑戦するCircolo della Vela Siciliaヨットクラブを代表するイタリアのチームです。これに先駆け、1月15日~2月22日には、エミレーツ・チームニュージーランドに挑むチームを決定するプラダカップが開催される予定です。

詳しくは www.lunarossachallange.com をご覧ください

歴史

1851年に設立されたアメリカズカップは、スポーツ界で最も長い歴史を誇るトロフィーであるとともに最も重要なセーリングレースで、スポーツとテクノロジーが融合するイベントであり続けてきました。ルナ・ロッサの初参加は2000年。デビューを飾ったルイ・ヴィトンカップで米国のアメリカ・ワンチームを破り勝利を収めた後、アメリカズカップ決勝でチームニュージーランドと対戦しました。過去20年間において、チームは6つのアメリカズカップキャンペーンに参加しました。

2017年2月の前回レースの最後、ニュージーランドのチームが当時の王者である米国Oracleチームを破り優勝した直後に、Circolo della Vela Siciliaの会長アゴスティーノ・ランダッツォは、ルナ・ロッサ プラダ ピレリのチームと共に、ロイヤル ニュージーランド ヨット スコードロンに挑戦状を提出。現在のカップ王者と共に次回レースのルール設定の責任を担う挑戦者となりました。

テクノロジー

船長兼チームディレクターのマックス・シレナが率いるイタリアチームは、長さ23メートル、重量約6.5トンの革新的な単胴船であるAC75「ルナ・ロッサ」に乗って勝負に挑みます。37名のデザイナーを含む90名を超える人々が、2年以上もの間この船の建築に携わり、7,000㎡の炭素繊維および400㎡のアルミニウムハニカムが使用されました。船体の両側に設置されたフォイル。長さ約5mのこの2つの「翼」により、ルナ・ロッサは水上を「飛行」し、時速90㎞を超える速度に達することができます。

進水

2019年10月2日にカリアリのルナ・ロッサ プラダ ピレリのチーム拠点で進水されたAC75ルナ・ロッサ艇。スポーツ界で最も長い歴史を誇るとともにセーリング界で最も名誉あるトロフィーであるアメリカズカップにおいてイタリアとCircolo della Vela Siciliaを代表する、完全水上走行する初の革新的な単胴船です。

2020年10月20日、オークランド(ニュージーランド)にてAC75ルナ・ロッサ第2号船の進水式が行われました。2艇目となるこの単胴船は過去のプロジェクトを基に進化。デザインチームがセーリングチームと協力して収集、処理したデータに基づいて改良されています。第1号船と同様、最高速において役立つ水との接触部分に使われた特定の構成部品など、Pirellと共同設計された数々のテクノロジーが駆使されています。

チーム

AC75には11人が乗船し、それぞれが異なる役割を果たします。船上でのクルーとしての役割に加え、各船員は陸上でも特別な任務を持ち、船の性能改善を図るデザインチームおよび船を開発し、構成部品を作成するショアチームと協力して作業を行います。

セーリングチームは、コーチも含めて男性21名で構成されています。チーム内では、経験豊富な船員10名が、「New Generation」プロジェクトを通してチームに加わった才能ある若者10名と共に作業します。このプロジェクトは、長年かけてルナ・ロッサ プラダ ピレリのチームの普遍のテーマとなった、「挑戦し続ける姿勢」を強化するために生まれました。

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ウェア

テクニカルパートナーであるザ・ウールマーク・カンパニーとのコラボレーションにより、メリノウールを使用した高性能なテクニカルウェアが、チームウェア向けの革新的なソリューションを介して研究、開発されました。メリノウールは、その複雑な構造のおかげで体温調節作用、通気性、防水性に優れた性質を持つ、最もテクニカルな天然繊維です。100%再生可能、生分解可能で、生産および投棄における環境への影響が非常に少ないため、海洋の保護に役立ちます。